ネイルはきれいにしたいのに、手そのものが気に入らなくて、写真を撮るたびに手を隠してしまう日ってありますよね。

今日ご紹介するドローイングアート5種は、そんなお悩みを「隠す」のではなく、視線の流れを変えることで自然に解決してくれるデザインなんです。

1

シルバーラインドローイング

クールでシックなシルバークロムの上に細い線を流すように描いたこのデザインは、実は手の甲の骨が目立ったり、指の関節が太くて手がごつく見えると感じている方にこそおすすめしたい一品です。

ロングコフィンシェイプが爪先を角張らせて指先のラインをしっかり引き締め、その上を走る縦のラインドローイングが視線を上下へと導いてくれるんです。

そのおかげで関節の横幅より爪の縦の流れが先に目に入り、指が一段と長く見える視覚効果が生まれ、シルバーの反射光が手の甲の凹凸を目立ちにくくしてくれる錯覚効果まで添えてくれます。

シルバーラインドローイング - GELIA
Styling Tipカフェでアイスドリンクのグラスを包み込むように持つと、シルバークロムがガラスと一緒に光を反射して手全体がワントーン明るく見えるので、夏のお出かけ用に取っておきたいデザインです。
🚫 こんな選び方は避けて

シルバークロムは鏡のようにすべてを映し出すため、爪の表面を完全になめらかに整えないと凹凸がそのまま拡大されてしまいます。ベースのケアだけは絶対に省かないでくださいね。

2

カーキドローイングキュービック

ニュートラルなカーキベースに黒い線と小さなキュービックをのせたこのデザインは、手の甲の血管が青く浮き出て、明るいカラーをのせると手がより白く見えてしまう…そんな方のための選択です。

カーキは緑みとグレーみを併せ持つカラーなので、肌の下に透ける青みと同じ系統で溶け合ってコントラストを抑えてくれますし、マットに近い落ち着いた彩度が視線を手の甲から指先へと移してくれるんです。

そこにミディアムラウンドシェイプと繊細なドローイングが加わると、血管の青みを中和して手の甲をより均一に見せる効果と爪幅が細くすっきり見えるラインが完成するので、マットネイルの魅力をそのまま楽しみたい方にぴったりです。

カーキドローイングキュービック - GELIA
Styling Tip名刺をお渡しするときは手の甲が正面に出ますが、カーキのような低彩度カラーは手元を落ち着いて見せてくれるので、オフィスネイルとしても安心です。
🚫 こんな選び方は避けて

カーキに大粒で華やかなキュービックをいくつも重ねるとカラーの静けさが崩れて野暮ったくなってしまうので、小さめのサイズで数を絞るのがおすすめです。

3

コーラルマーブルキッチュ螺鈿

杏色のコーラルが水のようににじみ、その上に螺鈿のかけらが散りばめられたこのデザインは、手が黒っぽくくすんで見えるからとカラーネイルをためらってきた方にこそおすすめしたいんです。

コーラルは黄みと赤みを同時に持つウォーム系なので、暗めの肌色とぶつからず同じ温度で溶け合いますし、マーブルの不規則な流れが単色特有の重さをふわりとほどいてくれます。

イエベさんにおすすめのカラーをお探しの方なら、手の甲の暗さを温かく明るく見せる血色補正効果を、螺鈿のほのかな輝きからは爪一枚一枚が立体的に生きてくる奥行きを感じていただけます。

コーラルマーブルキッチュ螺鈿 - GELIA
Styling Tip旅先で小物を手に取るときや写真で手のポーズを決めるとき、マーブルは毎回違う表情に見えるので、どの角度から撮ってもきれいに写ります。
🚫 こんな選び方は避けて

マーブルは色がにじむ面積が広いほど妖しく美しくなるのに、5本すべて同じ柄で埋めると重たく見えてしまうので、1〜2本は余白を残してあげてください。

4

ピーチマーブルガラスビジュー

透明感のあるピーチトーンが大理石のように流れ、ガラスビジューが水滴のように散ったこのデザインは、手が大きくふっくらしていて爪が相対的に小さく見える方のためにご用意しました。

ロング連長のアーモンドシェイプが爪の面積を上へと伸ばし、彩度の低いピーチマーブルが爪と指の境界をぼかすことで、伸ばした長さがそのままつながって見えるんです。

指が長く見えるネイルをお探しの方なら手全体の比率がスリムに整うラインが手に入り、キューティクル付近のガラスビジューが視線を爪の内側に集めて手を小さく見せる錯覚を作ってくれます。

ピーチマーブルガラスビジュー - GELIA
Styling Tip指先を下に落としてバッグを持ったりドアを押したりするときが一番美しいシルエットになるので、長さ出しが初めての方はこの角度を覚えておいてくださいね。
🚫 こんな選び方は避けて

ガラスビジューのような厚みのあるパーツを爪の中央や先端につけると、洋服や髪に頻繁に引っかかってすぐ取れてしまうので、キューティクル側につけるのがおすすめです。

5

春の日バーガンディツイード

深いバーガンディとツイード柄、そして敷き詰めたフルパーツが調和したこのデザインは、爪が短くて横広だから長さのあるデザインは無理だと思い込んでいた方にこそよく似合います。

ショートスクエアシェイプはサイドラインをまっすぐ立たせて爪が広がって見えるのを抑えてくれますし、バーガンディのように深い彩度のカラーには面積を視覚的に引き締める性質があるんです。

そこにツイードの細い格子線とパーツの立体感が重なると、短い爪でも縦に長く見える比率補正が起こり、深いワイントーンが手の甲の赤みを抑えて肌を落ち着いて見せる効果まで生んでくれます。

春の日バーガンディツイード - GELIA
Styling Tipキーボードを打つときや書類をめくるときなど、爪先が頻繁に触れる場面が多い方には、長さの負担がないショートスクエアが一番心地よい選択です。
🚫 こんな選び方は避けて

フルパーツは重みがあるため、自爪が薄い状態でのせると浮きが早くなってしまいます。爪のコンディションが弱っているときはパーツの数を減らすか、ポイントの指だけにのせてあげてください。

手のお悩みは隠すものではなく、視線を移すもの

自分の手のどこが気になっていたのかを知ると、ネイルデザインを選ぶ時間がぐっと楽しくなる。それこそがドローイングアートの魅力なんです。
指が短めの方・爪幅が広い方におすすめ
  • ✓ ショートスクエアに深いバーガンディをのせると、サイドラインが整って爪幅が細く見えます。
  • ✓ 縦に流れるラインドローイングが視線を上下へ導き、長さの印象を作ってくれます。
手の甲の血管や肌色が気になる方におすすめ
  • ✓ カーキのような低彩度のニュートラルカラーは青い血管と同じ系統で溶け合い、コントラストを和らげます。
  • ✓ コーラルやピーチなどのウォーム系は暗さを温かく明るく見せて、血色感を引き出してくれます。
長く楽しみたい働く女性におすすめ
  • ✓ パーツはキューティクル側に配置するほど服や髪に引っかかりにくく、持ちがよくなります。
  • ✓ マットカーキやショートスクエアのバーガンディは、手をよく使う環境でも上品さが長く続きます。