手の甲に浮き立つ血管や、季節とともにくすんでしまう手の色。そのせいでネイルカラーをひとつ選ぶことさえ難しく感じた経験、ありませんか。

今日はそんなお悩みを、カラーとシェイプの原理でひとつずつ解きほどく、オフィスでも気負わずに楽しめるフルパーツ&シンプルネイルを5つご紹介しますね。

1

ロマンティック ブラッシュ ウェディング

透明感のあるロングエクステにチークフルパーツを重ねた、この儚げなデザインは、手の甲の血管が目立って手が骨っぽく見えることが気になっていた方に、いちばん最初にお届けしたい一つなんです。

爪の中央にだけ血色を含んだチークカラーを置いて視線を内側へ集め、キューティクル側はあえて透明に残しているんですよ。

だからこそ視線は手の甲ではなく指先へと自然に移り、血管が目立ちにくくなる視線の分散効果と、指が一段長く見えるネイルラインを同時に手に入れられるんです。

ロマンティック ブラッシュ ウェディング - GELIA
Styling Tip名刺をお渡しするときや契約書を差し出すとき、真っ先に見られるのは指先ですから、2週間に一度トップジェルを重ねて透明エクステの黄ばみを防げば、仕上げたての澄んだ表情が長く続きますよ。
🚫 こんな選び方は避けて

チークを爪全体に広げてしまうと血色ではなく赤いあざのように見えて、手の甲の血管と色が重なってしまいますから、必ず中央からふんわり消えるようにオーダーしてくださいね。

2

シンプル コーラル オンブレ トラベル

ミディアムラウンドにコーラルのオンブレを纏わせた、この果実のようにみずみずしいデザインは、手の色が暗くて明るいカラーを乗せると余計にくすんで見える、と感じていた方にこそおすすめしたいんです。

コーラルは黄みをほんのり含んだ温かい色味なので暗めの肌トーンとぶつからず、グラデーションで濃度をゆるやかに溶かすと境界線が消えて、色の重さがふっと軽くなるんですよ。

そのおかげで手の甲の肌色と爪がひとつに繋がり、肌のトーンがワンランク明るく澄んで見える錯視効果が生まれるので、ウォームトーンネイルのおすすめリストでいつも一番に挙がる組み合わせなんです。

シンプル コーラル オンブレ トラベル - GELIA
Styling Tipコーヒーカップを持つとき指の関節も一緒に見えるものですが、その瞬間、指先の濃いコーラルが関節の暗さを相殺してくれますから、取っ手を握るときは指先を少し立ててみてくださいね。
🚫 こんな選び方は避けて

パールパーツを爪のちょうど真ん中に置くと爪が短く丸く見えてしまいますから、キューティクル側の端かサイドラインにごく小さく添えて、縦の流れを生かしてくださいね。

3

ピンク マグネティック ハート

ロングコフィンにピンクのマグネットと3Dハートを重ねた、このヒップなデザインは、手の甲が広めで手がふっくら見えるのが窮屈だと感じていた方に、意外なほどよく似合うんです。

マグネット特有の光の筋が爪の上を縦方向に流れて視線を上下へ導き、コフィンシェイプが先端を細くシャープに絞ってくれるんですよ。

この二つが出会うと爪の縦比率がはっきりと伸びて、指が細く長く見えるスリムラインが完成しますから、指が長く見えるネイルを探していらしたなら、もう迷わなくて大丈夫です。

ピンク マグネティック ハート - GELIA
Styling Tipキーボードを打つとき指先は画面の前で絶えず動いていますから、3Dハートは必ず爪の中央より少し上に乗せて、タイピングの角度で引っかからないようにしてくださいね。
🚫 こんな選び方は避けて

マグネットの筋を横方向に取るとと爪が丸く広く見えてスリムな効果がすべて消えてしまいますから、必ず縦の筋でとお願いしておいてくださいね。

4

儚げコーラル ドローイングパーツ

ミディアムラウンドにコーラルシロップを纏わせ、繊細なドローイングとフルパーツを重ねたこのデザインは、赤みがあって手も顔もすぐに紅潮してしまう方にとりわけ寄り添ってくれます。

シロップタイプのコーラルは不透明な色ではなく肌の上に薄く透ける色なので、もともとの血色と衝突せず、細いラインドローイングが色の上に表情を作って赤みを散らしてくれるんですよ。

だから赤いトーンが一色に固まらずやわらかく整い、赤みを中和して澄んで見えるカラーバランスが生まれますから、やりすぎないオフィスネイルとしても本当に安心な選択なんです。

儚げコーラル ドローイングパーツ - GELIA
Styling Tip会議中にペンを持ってメモを取るとき、人差し指と中指がいちばん長く人目に触れますから、パーツは薬指と親指だけに寄せると、端正さと華やかさが同時に生きてきますよ。
🚫 こんな選び方は避けて

ドローイングの線を濃いブラックで太く入れると、儚げなシロップ感が一瞬で重たくなってしまいますから、ブラウンやダークコーラル系の細い線でお願いするのが安心です。

5

優雅なバレリーナのドローイング

ミディアムラウンドにベージュのリボンドローイングとフルストーンを添えた、このバレエコアデザインは、手のシワが多く手の甲が乾いて見えることが気になっていた方に、心から安心しておすすめできます。

肌にもっとも近いベージュが爪と手の甲の色の境界を消し、光を四方へ散らすストーンとやわらかな曲線のドローイングが視線を一点に留めてくれるんですよ。

その結果、手の甲の質感やシワが背景へと退いて、手全体がなめらかに整って見えるトーン統一効果が生まれるのですが、これこそマットネイルの魅力とも重なる、静かな洗練なんです。

優雅なバレリーナのドローイング - GELIA
Styling Tipエレベーターのボタンを押すときや書類をめくるときのように、手の甲が正面を向く瞬間はとても多いですから、ハンドクリームを爪周りのキューティクルまで押し込むように塗れば、ベージュの整った印象が二倍に生きてきますよ。
🚫 こんな選び方は避けて

フルストーンを5本すべてに乗せるとオフィスでは重たく見えてしまうことがありますから、片手に一本だけポイントとして残すのがおすすめです。

大切だったのは「カラー」より「視線の向き」でした

手の悩みは隠すものではなく、視線を別の場所へ移せばいいのだと知ると、ネイルサロンの椅子でカラーを選ぶ時間が、ぐっと楽しくなるはずです。
指が短めで手の甲が広い方へ
  • ✓ ピンク マグネティック ハートのように縦の光の筋と細く絞れるコフィンシェイプが出会うと、爪の縦比率が伸びて指が細く整って見えます。
  • ✓ ロマンティック ブラッシュ ウェディングのようにキューティクルを透明に残すデザインは、爪の長さが実際より長く続いて見える錯視を生みます。
手の色味と赤みが気になる働く女性へ
  • ✓ シンプル コーラル オンブレのように境界なく溶かしたウォームコーラルは、暗めの肌トーンとぶつからず手全体をワントーン明るく持ち上げます。
  • ✓ 儚げコーラル ドローイングやベージュのドローイングのように肌に近いカラーは、赤みと肌の質感を同時に整えてくれるので、オフィスでも過剰に見えません。